WebデザイナーとUIデザイナーの違いについて

Designer

前回書いたデザイナーという職種についてで書ききれなかったWebデザイナーとUIデザイナーの違いについて、自分が経てきた経験や理解を元に、少し書いてみようかなと思います。

グラフィックデザインとwebデザイン

私は専門学校のグラフィックデザイン科を卒業した後、小さなデザイン系制作会社に入ったのですが、比較的グラフィックデザイン要素が強い仕事から、流れでWebデザインをやるようになった感じでした。(まあその会社は1年半で辞めるのですがw)

グラフィックデザインは、主として平面の上に表示される文字や画像、配色などを使用し、情報やメッセージを伝達する手段として制作されたデザインのこと。

ウィキペディアより

ウェブデザインはウェブページやウェブサイトにおける視覚面(意匠・要素配置等)に対し、整理・再構築・意匠等を施すことである。グラフィックデザイン的な要素を多く含む一方で、対話的な要素を持つWWW(ウェブ)の性格上、情報デザインあるいは工業デザイン的なスキルも求められる。ウェブデザインを行うデザイナーを、ウェブデザイナーと呼ぶ。

ウィキペディアより

「平面」「ウェブ」か、と分類してもいいのかもしれませんが、印刷物とウェブを連動するキャンペーン企画などの場合は、どっちもフレキシブルにデザインする事が求められ、やっていくうちにスキルが身についたかなと思います。今だと最初から役割を振り分けてアサインされるのだと思いますが 笑

WebデザインとUIデザイン

UIデザインは、ユーザーがサービスやプロダクトを快適に使えるように、ビジュアルや導線設計する事を指しています。ビジュアル要素も含まれるため、Webデザインとどう違うのか混乱する部分もありますが、

  • Webデザイン:写真、グラフィック、テキスト要素などの表現で、ユーザーに意図的かつ印象的に狙ったイメージを持たせるもの
  • UIデザイン:ユーザーが快適かつ直感的にサービスやプロダクトを利用できるように設計するもの

UIデザインは、Webデザインの「見た目の快適さ」からさらに踏み込み「ユーザーが抱える問題を解決できるデザイン」を作る、といった意味でそれぞれ目的が違うのかな、と思います。
LPサイトなどを作る際は、UIの快適さも必要ですが、ひと目でその意図や目的が理解できるビジュアルや要素を求められるため、グラフィック要素がスキルとして求められる部分もあるからです。

なんか色んなことやってるUIデザイナーとして

やっていることはそう変わったように思いませんが、よりユーザーの使い勝手を意識したサイトデザインをするようになったかなと思います。これは次に課題を解決するUIデザインという記事として書きましたのでこのままご一読いただけたらと思います 笑


また、整備はまだ途中段階ですが、会社でもgoogleマテリアルデザインのガイドラインをベースにしながら、ユーザビリティを高める努力をしています。
もちろんその中でも自分の中での「デザインの心地よさ」を意識はしながら、ですが。(「心地よさ」についてはいずれ記事化しよう・・)

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