デザイナーと一言で言っても、実はいろんな種類や幅があります。これから色々書いていく前に今日はそのお話をします。(2年前にQiitaに書いた記事をサルベージしてきました)
職種について
デザイナーと一言で言っても、実はいろんな種類や幅があります。
1.グラフィックデザイナー、DTPデザイナー
印刷物(紙媒体)をデザイン・レイアウトをする人。
私はここが出発点でした。
2.WEBデザイナー
Webサイトのデザインを担当する人。コーディングまで行うひともいる。デザインセンスやビジュアル表現力が問われる。
3.UXデザイナー
「ユーザーエクスペリエンス(User Experience)」の略。
ユーザー体験をビジネス戦略に基づき、サービスに落とし込むことができる人。
その体験を提供する手段としてUIを用いることもあるため、UI/UXデザイン(デザイナー)と呼ばれることもある。
4.UIデザイナー
「ユーザーインターフェース(User Interface)」の略。
ユーザー目線でWebサイトやアプリのデザイン・設計ができる人。使いやすい画面デザインや設計力を問われる。
見様見真似で書きましたが、上記が自分の中の「デザイナー」のイメージです。
昨今では動画コンテンツなども流行り始めているところから、映像クリエイターも業種としては近くなっているのかもしれません。(動画作成やサムネイル作成なども時々やっているので、そのうち記事を追加できたらと思ってます)
WebデザイナーとUIデザイナーの違いについて記事追加しましたので、興味がある方は合わせてご覧ください。
デザイナーの役割と利用ツール
では、それぞれのデザイナーがどんな作業をどのように担っているのかを、デザイナーらしく可視化してみます。
ちなみにこちらは、Illustratorで作成しています。
2年前に自分で書いた記事なので改めて今思いますが、UXデザイナーのやる事はもはやディレクター兼務の部分も多々ありますね。そしてSPで見ることをあまり想定してなかったので、めちゃめちゃ見辛いです(これはほんとすいません)。
ツールはどんどん変わるとおもうので、役割だけ抜き出すと・・・
- グラフィックデザイナー: 印刷全般
- Webデザイナー:Webサイトのデザイン全般
- UIデザイナー:アプリ、Web等の画面設計やデザイン
- UXデザイナー:マーケティング、情報設計、ユーザー分析、リサーチ、SEO、ABテスト、カスタママージャーニーマップ、ワイヤー、プロトタイプ、ユーザーフロー、工数管理 etc…
WEBデザイナーとUIデザイナーの違いが難しいところがあるのですが、コーディングまでこなす方もおられますし、ビジュアライズが得意な方もいて、デザイナーとひとくくりに言ってもスキルや得意分野によってどこを軸に戦力として売っていくか、といったような違いなのかなと思います。
が、外部から見れば職種の差をあまり感じにくいため、少ない制作チーム編成の中にとりあえずデザイナーがアサインされ、何でも任せられてしまって困惑するケースがよくある、と小声でお伝えしておきましょう。(アサイン時に、それぞれ何を任せたいか/任せられるのか、を共有出来るといいですね)
全てに共通して言えることとしては、
認識の齟齬がないよう目的意識を可視化すること=デザイナーの仕事
なのかなと思っています。
可視化に際しては「いい感じのデザインで」や「とりあえず作っちゃって」のような要求にどう立ち向かうか時に辛い部分もあるんですけど、話が逸れるので今回はここまでということで…。
締め
結局はどんな役割でいようともコミュ力が問われるんですけどね…と謎のベテラン顔でこの記事を締めたいと思います。
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