Photoshopのニューラルフィルターを使うと、Photoshopのレタッチ機能⑤背景の空を別の空に置き換えるのような機能や、Photoshopのレタッチ機能⑥超簡単に肌レタッチをする方法など、簡単に写真を加工できるやり方をお伝えしてきましたが、白黒の写真に自動的に色をつけてくれる機能を今回はご紹介します。
昔の写真を加工するだけでなく、現代の写真を一度モノクロに落としてからこの機能を使うと面白い効果が生まれたので、そちらもお伝えします!
昔の白黒写真に色をつける
用意した画像を開き、レイヤーを複製してコピーしておきます。
メニューバーから、フィルターのニューラルフィルターを選択します。
カラーという項目の中の、カラー化を選択します。一番最初は右の「ダウンロード」というボタンを押すと、適用するフィルターをダウンロードすることができます。
モノクロ写真に、自動的に色が反映されました!少しレトロ感は残っていますが、それぞれの洋服や小物などの色味が違和感なく表現されています!
右のパネル内で、色調補正をすると彩度や色味、ノイズ除去度などを変更することができます。
そのままでも違和感が少ない画像でしたが、少し色を強調してみます。 彩度を最大まで上げ、色を少し強調し、ノイズを軽減してみました。もともとあまりノイズはない写真だったので少し分かりづらいですが、上の画像よりも少しリアル感が出たかと思います。
最近の写真をモノクロ加工してから、白黒部分に色をつける
昔の写真の加工だけだと、本当にその色が再現されているかがよくわからなかったので、最近撮った写真を一度白黒にしてから、色をつけたらどうなるかを実験してみました。
このサイトで使用しているプロフィール画像を使ってみました。まずは元の画像のレイヤーを複製し、彩度を-100にして白黒画像に変更します。
もともとの画像より、彩度と色味が上がったことがわかりますでしょうか?また、色はほぼ完全に再現されています。
比較するとこんな感じです。このフィルターのデフォルト値が少し強いのか、日差しが強い写真は効果が出やすいのか、元の写真よりもくっきりしています。特に影の部分に赤みが増していますね。
ニューラルフィルターの可能性はすごい
ここまで、Photoshopの機能を色々紹介してきました。AI機能の進化で色々な効果を一瞬でできるようになってきたのがわかると思いますが、もちろんこれだけではUIデザイン、Webデザイン、グラフィックデザインにどう活かすのかはわかりにくいと思います。
フォトショップだけではなく、イラストレーターやfigmaなどの使い方・Tipsなども少しづつ展開していくつもりですので、UI デザイナーやWebデザイナーに興味のある方、イラストレーターを使ったグラフィックデザイナーを目指している方にも、参考にしていただける内容を目指していけたらと思います。
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