デザイナーがマーケティングのスキルを身に付けるメリット

Designer

前回、マーケティングの概念に基づくデザインという記事を書きましたが、マーケティングのスキルを身につけるとこんなメリットがある、という記事を今回は書いてみたいと思います。

デザイナーがマーケティングスキルを理解し活用する目的は、前回も書きましたが「デザインという手法で顧客の課題を解決する」ということです。

デザイナーとして課題解決するために、顧客満足度の高いアウトプットには、マーケティングスキルを理解し、使いこなす必要があるかと思います。顧客と商品・サービスをマッチングさせるためには、デザインを通じてロジカルに解決する必要があると思うのです。

マーケティングで使われるツールを理解するメリット

マーケティングで使われるツールには、下記のようなものがあります。

  • ユーザーの属性や行動などのアクセス解析ができるGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソール
  • ABテストなどのテスト検証ができるGoogleオプティマイズ
  • 検索キーワードの解析ができるキーワードプランナー
  • ユーザーの環境分析などができるGoogleTrends
  • Web接客などから見えてくる各種ユーザー情報分析ツール

など様々なツールがあります。このようなツールに対する理解を深めることで感覚だけではなく事実やそれに基づいた結果に基づく最適なデザインをアウトプットする事ができます。根拠のある制作によって、売上向上や認知拡大などにコミットできることは、デザイナーとして単純に制作に関わる喜びだけでなく、数字やデータという実績として跳ね返ることが大きなメリットになることでしょう。

「データ」という共通言語で解決できるメリット

もちろん顧客だけでなく、社内などプロジェクトを進める上で非デザイナーとの協業(例えば営業やエンジニアサイド)をする際にも、効果があります。

「データ」という共通言語を元にデザインについて議論することは、プロジェクトに対する理解や価値を高め、コミュニケーションがスムーズに行き、業務効率が上げやすくなります。

例えば、すでに数字の実績がある実例をもとに次の施策を打つ時など「この施策を打つとこれくらいの数字が見込めるので、このA施策は他のB施策よりも価値提供できる」といった会話などができるようになるため、効果の高い施策を社内でも優先的に実行しようという流れに持っていきやすくなるのです。

売れるWEBデザインマーケティングの法則

WEBデザイナーだけではなく、WEBマーケティング担当者にも刺さる、実例を通してデザインで解決する方法など読み応えあります!

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